崖っぷち日本のユートピア社会学by大山昇悟

崖っぷちに立っている日本をどうしたらユートピア(理想郷)にできるか日々考え答えを探していくブログです

「友あり遠方より来たる また楽しからずや」N県〜九州3泊4日の旅

「効果的な休養研究所」気分転換&充電編

8月になってから自分の職場がだいぶ暇になったので「これなら有給休暇が取りやすいかも」と密かに目論んでいたところ、大分県の元同僚の休日が上手く重なったので、「思い切って九州まで行ってしまえ!」となり、9月15日から3泊4日で九州に旅行に行くことにしました。

ただ元同僚のAさんの住んでいる市の駅の近くには、あまり気の利いたビジネスホテルがない為に、その手前の小倉駅近くのホテルで1泊し、Aさんに会うのは2日目にしました。

で、移動手段としては新幹線を利用すると、自分が住んでいるN県からでは、28000円くらいになる為に、それより8000円安い飛行機で行くことにしました。

個人的には乗るまでにややこしい手続きがある飛行機はあまり好きではないのですが、仕方ありません。

ネットでチケットを予約し、いざ当日。

紙のチケットを受け取るまでの手続きは割と簡単だったものの、問題はこの後でした。

搭乗口の前まで行くと、早くも5〜6人が並んでいて、なにやらベルトコンベアーみたいのに手荷物をカゴに分けて入れています。何をどうすればいい?

ぶっちゃけ、

自分は飛行機に乗るのは人生で3回目!

超初心者の自分は何をやっていいかわかりません。しかもなんらの説明書きもありません。

何をどうしたらいいのか戸惑っていると、制服をきた係りの女性がたまたま側に来たので、やり方を教わって事なきを得ました。

しかし、ほっとしたのも束の間…

ブーッ❗️

と、自分がゲートをくぐりかけたらブザーが鳴りました。

係の女性「ベルトのバックルが金属だとブザーが鳴りやすいです」と言われ、急いでベルトを外して、再度ゲートをくぐったら今度はクリアしました。

そして荷物を受け取って搭乗口まで向かう中で、「次回は飛行機ではなく、高くても新幹線にしよう」と思ったのでした。

飛行機に乗り慣れてない自分が悪いのですが、二人の女性係員の雰囲気があまり優しくなかったように感じたので…。

そしていよいよ飛行機に乗り込み、福岡空港へ向けて出発です。

N空港から福岡空港までは、約1時間40分の旅でしたが、思ったよりエンジン音がうるさく感じました。これは自分の座席が翼の近くだったからかもしれません。

↓画像はおそらく山口県萩市あたり

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ただ機内からの眺めはとても良くて、田舎っぺ丸出しで窓から何枚も写真を撮ってしまいました。

これは新幹線では味わえない感覚でした。

で、飛行機は墜落せずに、無事福岡空港に到着しました。

そこからは地下鉄と新幹線を利用し、小倉駅近くのビジネスホテルに一泊しました。

次の日、朝8:00から電車に乗り、元同僚Aさんが住んでいるK市へ。

ここでAさんがどういう人か紹介します。Aさんは自分がC県の障害者施設で働いていた時の後輩です。自分より5年後に配属になっていて、同じホームで2年くらい働いたような気がします。

ストレスが溜まりやすい障害者施設で、常に明るく振る舞っていた気立ての良い女性です。

自分がその施設を退職してからは、連絡などは全然していなかったのですが、数年前にLINEでたまたま繋がってから、時々オススメの本や、映画のチケットをプレゼントしたりしていました。

今回、仕事が暇になったのを幸い、旅行と気分転換も兼ねて大分県まで、Aさんを訪ねてみようと思ったのでした。

そして小倉駅から電車で2時間以上かけて、K駅に到着。正直10数年ぶりに再開するので少し緊張しました。駅の改札口で待っていてくれたAさん。髪型は変わったけど声はほとんど変わってなかったので少しほっとしました。

イメージ的には三つ編みをしてない赤毛のアンみたいな感じの女性です。

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Aさんは、N県からはるばる飛行機に乗って大分県まで訪ねてきた自分を歓迎してくれて、地元の名所などをあちこち案内してくれました。

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K市の名所などをAさんと二人で散策していると、九州にいるのが何か不思議な感じがしました。

そして地元のレストランで食事をしながら昔話に花が咲きました。AさんはC県で数年間働いた後、大分県に引っ越し、現在は高齢者施設で働いているとのこと。

そして今は主任をしていると聞き何か感慨深くなりました。

Aさんとは仕事の話しだけではなく、別府湾の海岸線に二人で座って今後の日本の行く末についても話しました。

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彼女にどこまで自分の真意が通じたのか?ひょっとしたらほとんど通じなかったかもしれませんが、自分がかつて懸命に働いていた職場で、Aさんの明るい働きぶりが自分の励みになっていたことは間違いありません。

その日は夜の20:00すぎまでファミレスで話しをした後、K駅近くの民宿までクルマで送ってくれました。

ある意味突然九州まで訪ねて来た自分を快く迎えてくれたAさんには感謝しかありません。

彼女の今後の人生が幸福になるように願いつつ、翌日大分県を後にしました。

今回の旅はAさんに会うことが最大の目的だったのですが、N県までの帰路にもう一つ楽しみを作っていました。

それは、東京駅まで寝台列車に乗ることです。

もうかなりの昔、九州から東京駅まで寝台列車に乗ったことがあり、今回もそれを利用しようと思ったのです。

ところがネットで調べてみると、なんと新幹線が発達したせいか、寝台列車の利用者が減ってしまい、現在は九州〜東京駅は消滅し、岡山駅〜東京駅の区間だけらしいのです。

それでも日中、新幹線に長時間乗るよりも、夜間寝ている間に、朝方東京駅に到着している方が合理的だと思い、帰路は岡山駅22:34発サンライズ瀬戸号」に乗ることに決めました。

で、K駅から岡山駅まで4時間近くかけて移動。14:00前には岡山駅に到着。ここから22:34までどう時間を使うか思案しました。

まずは駅近のファミレスで昼食をゆっくり食べて2時間使う。そのあとはスターバックスに入り4〜5時間粘ろうと決めました。

で、まずは駅近のサイゼリヤへ。ここで早くも誤算が。店内が冷えるのです。おそらくこの日は外の気温が27.28度くらい。一時期よりかなり気温が下がってます。であるにも関わらず、店内の冷房の温度設定は真夏バージョンで冷やしていたせいか、長時間サイゼリヤにいるのは無理でした。1時間くらいでサイゼリヤを出た自分は、イオンモールで長袖のシャツを購入(3000円くらい)。

次はスターバックスに行こうと思い、駅近に3件あるスターバックスを覗いてみたもののこの日は、土曜日の為どこも満員。レジ前には5〜10人くらい並んでいました。

座れるか微妙な状態でしたが、他に気の利いた店もない為、座れないことを覚悟でイオンモール5階のスターバックスでホワイトモカを購入。

テーブル席は満席で座れませんでしたが、なんとかカウンター席に座れました。

サイゼリヤと同じくスターバックス店内も、クーラーで冷え冷えでしたが、長袖シャツに着替えた為、3時間スターバックスで粘ることに成功。

21:00すぎに店内を出て岡山駅改札口へ向かいました。

出発は22:34なので、やや中途半端な時間になりますが、気分を出す為に改札口前のセブンイレブンで夜食を購入。遅い時間にも関わらずたくさんの人達が並んでいました。

そしていよいよ「サンライズ瀬戸号」が出発するホームへ。

ホームには7.8人が待っており、みんな手にスマホを持ち、サンライズ瀬戸号が来るのを撮影しようと待ち構えています。

かくゆう自分も、これが最後かもしれないと思い、またブログのネタにしようと思い、撮影しようと身構えていました。

そしてついに…

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↓2階建てで、それぞれ寝台車だと思います。

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↓この写真を撮っている時、自分の周りにも4.5人がスマホで撮影していました。

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早速列車内に乗り込みます。自分はB寝台シングルにしました。

↓ドアを開けるとこんな感じ

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↓ドアを開けた足元は、靴2足分くらいのスペース。室内用(車内用)のスリッパが最初から置いてありました

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↓室内から見える岡山駅ホーム

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22:34に岡山駅を出発。車内にはシャワールームもあるのですが、朝7:30には東京駅に着くので、睡眠時間を計算すると、そんなにアレコレできません。

なのでシャワーはパスして、買ってきた夜食(サンドイッチ、おにぎり)を食べることに。

それにつけても残念なのは、サンライズ瀬戸号の九州までの便が消滅したことです。

昔、利用した時は博多駅あたりから、夜19:00くらいに出発して、翌朝7:30に東京駅に着いたような気がします。そのようなタイムスケジュールであれば、豪華な駅弁を買って食べる楽しみもあれば、シャワーを浴びる時間もあると思います。

ですが岡山駅からの出発だと22:30頃出発な為、ほぼ寝るだけで終わってしまいます。

需要が減って九州までの便が無くなったと思われるので、そこはすごく残念です。

ちなみに今回久しぶりに夜行寝台車に乗ってみた感想としては、昔より車内の振動が緩和されたように感じました。なので夜はぐっすり眠れました。

朝7:30に東京駅に着いた自分は、駅構内で2時間ほど時間を潰して、昔の友人O君に会う為にC県のK駅に向かいました。

ところがここでやらかしてしまいます。

帰りは上野駅発N県までの新幹線に乗る予定だったので、重いボストンバッグは上野駅新幹線改札口近くのコインロッカーに入れておきました。

そして身軽になった自分は、電車に乗ってK駅まで行ったのですが、いざ降りる段になった時に…

❗️あれっ?俺って岡山駅から東京駅までの切符って、ボストンバッグの中に入れたままじゃね?

切符が無ければ精算できないじゃん!

今から上野駅まで戻ってコインロッカーから切符を取って来るしかないのか?

友人との待ち合わせ時間が迫っている中、わざわざ上野まで戻る余裕などありません。

そこで駅員さんに事情を話してわかってもらおうと決めました。

そしてたまたまですが、「岡山駅発東京駅行き サンライズ瀬戸号」の切符の画像を撮っていたことを思い出し、その画像を見せれば納得してくれるだろうことを期待して駅員さんに交渉したのです。

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↑上記の画像を駅員さんに見せて切符を上野駅のコインロッカーに忘れてしまったことを熱く語ったのですが、反応は今ひとつで「切符がないなら上野駅まで取りに戻ってくるしかない」的な反応です。

そこでさらに自分が昨夜サンライズ瀬戸号に乗っていたことを示す寝台車の画像を見せることに。

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「駅員さん、今自分が履いているスニーカーと車内に置いてあるスニーカーが同じでしょ」

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上記の画像を見て納得した駅員さんは、切符が無くても上野駅→K駅間の精算で了承してくれました😁

友人O君とはその後3時間ほどファミレスでおしゃべりをして、楽しい時間を過ごしました。

今回のN県→九州→東京→N県までの3泊4日の旅は台風が迫っていたものの、旅程が台風の北上より1日早かった為、なんとか逃げ切ることができました。

色々と思い出深い旅行になったと思います。

特に忙しい中時間を作ってくれたAさんとO君にも感謝の極みです。

気分転換点100点  充電点100点

 

 

 

 

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