崖っぷち日本のユートピア社会学by大山昇悟

崖っぷちに立っている日本をどうしたらユートピア(理想郷)にできるか日々考え答えを探していくブログです

不思議な話し・身体が熱くなる事故物件ホテルの怪

今回の話しは、自分が若い頃に勤めていた職場の同僚が体験した話しです。

 

職場といってもあるメーカーの下請けであり、正社員も社長などを除いたらわずかに2人という、限りなく家内工業のような会社です。

 

その2人のうちの一人が自分であり、もう一人が自分より2〜3歳年下の青年でした。

 

借りにH君としておきます。

 

H君は昔は少しグレていたものの、自分に対しては割とフランクに話しかけてくれて、見方によっては、明るく魅力のある青年でした。

 

そのH君には彼女がおり、どうも一月に一回くらい二人でホテルに行くようなのです。

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そして仕事の最中自分に話しかけてきて「大山さん、今日は彼女とホテルっすよ」とニヤニヤしながら言ったりするのでした。

 

そんなある日のことです。

H君が相変わらずニヤニヤしながら彼女とホテルに行くことを自分に(わざわざ)告知して、仕事を終えてクルマで去っていきました。

 

そして翌日の朝、H君は会社で自分に会うなり、昨日彼女とホテルに行った時、不思議なことがあったので聞いてほしいと言うのです。

 

以下、H君の体験です。

 

H君と彼女は大体いつも同じホテルを利用しているようなのです。そしてそのホテルの部屋には各部屋ごとに小さなサウナが併設されているのでした。(この手のホテルに自分は入ったことがないのでそれが珍しいのかわかりませんが)

 

H君と彼女はその日もいつものホテルに入って行ったのですが、その日案内された部屋にはなぜかサウナが併設されていなかったのです。

 

二人はおかしいなとは感じたものの特に気にせず、部屋で寛いでいました。

 

するとしばらくして二人の身体に異変が生じたのです。

 

突然、二人して身体が熱く感じてきたのでした。

 

部屋の温度を確かめても適温であり、おかしいとは思いつつも、二人の身体はどんどん熱くなっていきます。

 

二人はたまらず服を脱いだそうですが、熱さは収まりません。

 

H君は「暑い、暑い!」と言いつつ、部屋の中をウロウロしながらふと部屋に備え付けてある鏡を見ると…

 

鏡には自分の姿が映らずに、ピカピカと光って眩しくて何も見えなかった」そうです。

 

結局二人はこの日は早々にホテルを出たとのことです。

 

「大山さん、昨日の出来事はいったいなんだったんでしょうか?」H君に聞かれた自分はある推測を話したのですが、スピリチュアルな勉強を積み重ねた現在でもほとんど同じ見解です。

 

おそらくですが、まずホテルの各部屋にはサウナが併設されているのにも関わらず、H君達が入った部屋だけにサウナがなかった点です。

 

そしてもう一点は、部屋に入ってしばらくしたら二人の身体が熱くなった点です。

 

この二つを繋ぎ合わせるとある推測が成り立つような気がします。

 

つまり以前このホテルの部屋を利用したカップルが、併設されているサウナを利用したところ、何かしらのアクシデントでサウナのドアが開かなくなったのではないでしょうか。

 

そして二人はなんとかしてサウナから出ようとドアを叩いたり、大声を出して助けを呼んだものの、結局は高温のサウナから脱出出来ず、そのまま死んでしまったのではないかという推測が成り立つような気がします。

 

そしてサウナから脱出しようと暴れてもがいた時に、中のドアやら何かが破損したことや、また死人を出してしまったことを理由に、ホテルの経営者がその部屋のサウナだけを取り壊してしまったのではないでしょうか。

 

その部屋だけにサウナが併設されていない理由として、上記のような推測が成り立つような気がします。

 

次に、H君達二人の身体が突然熱くなった原因として考えられることを述べたいと思います。

 

大体、現代の日本人は死後の世界や、魂、霊などを信じていない人が多いと思います。

そういう人の死生観は死ねば何もかも無くなると思っている為に、スムーズにあの世にはいけません。

 

なぜなら「死んでからも意識があるということは、まだ死んでないということだ」と思ってしまうからです。

 

実際は肉体が活動を停止(つまり死亡)しても、魂自体の活動は停止することはない為に、思考することができるのです。

 

そういう大事な事を生前に学んでいなかった為に、「自分はまだ生きている」と思い込み、死んだ直後の状態のままホテルの部屋で自縛霊になってしまっているのだと思います。

 

また、すでに肉体はないので、熱く感じるわけもないのですが、魂、霊の世界では本人の主観が現象として現れてしまうので、本人が熱い」と思えば熱くなってしまうのです。

 

その事故がどれくらい昔にあったのかはわかりませんが、高温のサウナに閉じ込められ、亡くなったであろうカップルは、H君とその彼女が部屋へ入った直後に、身体が焼けるように熱さに苦しみながら、二人に取り憑いたと思われるのです。

 

今回のこのエピソードは、かなり昔の話しであり、現在もこのホテルが存続しているか、ネットやストリートビューなどで調べてみたところ、現在でも営業しているようです。(見かけはやはり古臭い作りです)

 

ちなみに事故物件サイト?を運営する大島てる氏のサイトで調べてみたところ、このホテルは載っていませんでした。

 

関東地方のラブホを利用する機会がある人は気をつけた方がいいかもしれません…。

 

 

 

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