崖っぷち日本のユートピア社会学by大山昇悟

崖っぷちに立っている日本をどうしたらユートピア(理想郷)にできるか日々考え答えを探していくブログです

不思議な話し・「助手席に座る女性」「老人ホームの怪」

今回の記事は、私の最も親しい友人Yさんから聞いた話しと、以前勤めていた職場の同僚Tさんから聞いた話しの二つです。

 

それぞれのエピソードは伝え聞きであり、その為に内容は短いですが、二人とも信頼できる人です。

 

まず、友人のYさんから聞いた不思議な話しです。

 

Yさんの友人、仮にXさんとします。

Xさんは、ある日クルマに乗って知り合いの家に遊びに行きました。

 

クルマで家に乗り付けたXさんは、クルマから降りて、家の外で知り合いの人と取り留めもなくおしゃべりを始めました。

 

しばらくして、その知り合いが、Xさんの乗ってきたクルマをふと見て、

 

「おっ、なんだ、今日は彼女と一緒に来たのか?」

 

Xさんはそれを聞いてギョッとしました。なぜならXさんはその日一人でクルマを運転して来たからです。

 

そして、なにより驚いたのは…

 

Xさんの彼女は一週間前に亡くなっていたのです。

 

この後Xさんと知り合いの間でどのような会話があったのでしょうか。そこまで詳しく自分もYさんに聞いていないのでわかりませんが…

 

有り得そうな話しでした。

 

次の話しは、私が以前勤めていた障害者施設で同僚のTさんから聞いた話しです。

 

Tさんの友人、仮にZさんとします。

 

Zさんは老人ホームに勤めていました。老人ホームでは認知症の利用者さんもおり、時々ホーム内を徘徊するそうなのです。

 

昼間であれば、職員の数も多い為、徘徊を始めた利用者をすぐに部屋に戻したりできますが、夜間は少し大変らしいのです。

 

夜間になると職員の数がグッと減り、なおかつ夜間のオムツ交換の仕事もあるので、施設全体に目が行き届きません。

 

ですが、夜間は徘徊を始めた利用者が施設の外に勝手に出ないように、施設の玄関前には警備の人が当直で詰めていたのです。

そして、もし徘徊した利用者が勝手に外に出ようとしたら、警備の人が内線で職員に連絡してくれることになっていました。

 

そしてZさんが夜勤中のある日のことです。

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Zさんが夜勤業務をこなしていると、警備員室から内線電話がかかってきました。

 

Zさんは「また、利用者の誰かが外に出ようとしたのかな」と思って内線電話を取りました。

 

警備員「もしもし、利用者の鈴木さん(仮名)が外に出ようとしたので、とりあえず引き留めて、警備員室に今いるので迎えに来て欲しいんだけど」

 

Z「えっ、鈴木さんがですか?」

 

警備員「そう、鈴木さんが警備員室にいるんで早く迎えに来てよ」

 

Z「…………」

 

警備員「もしもし、どうかした?」

 

Z「…鈴木さんは、…昨日亡くなったんですが…」

 

警備員「?いや、でもここにいるけど?…?」

 

この後の顛末がどうなったのか?そこまでは詳しくTさんも言っていませんでしたが…

 

病院などは割とこの手の話しはあるらしいのですが、老人ホームも亡くなる人が多いと思うので心霊話しは多いような気がします。

 

今回の話しは、自分の友達の友達のエピソードなので信憑性はアレですが、YさんもTさんも二人とも信頼できる人であるということは重ねて述べておきます。

 

 

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