崖っぷち日本のユートピア社会学by大山昇悟

崖っぷちに立っている日本をどうしたらユートピア(理想郷)にできるか日々考え答えを探していくブログです

映画「僕のワンダフル・ライフ」ペットを飼ったことがある人は観るべし

「芸術の中に神の姿を見いだす〜映画編」

 

今回は僕のワンダフル・ライフという映画をオススメしたいと思います。

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・ストーリー

『子供のころに飼っていたペットの犬が、10年おきくらいに転生を繰り返し、様々な飼い主の元で生きつつ、次第に一番可愛がってくれた飼い主の元へ近づいていくという話し』

 

 

はじめに、この映画のDVDのジャケットを見て、あらすじを読んだだけで大体の内容が予想されたのですが、いい意味で期待に応えてくれた映画でした。

 

ペットを飼ったことがある人ならわかると思いますが、死別が凄く悲しくて辛いのです。

 

自分の家では、犬を1匹とネコを2匹、それぞれ違う時期に飼っていました。

猫が亡くなったときはすでに実家には住んでいなかった為、猫が死んだと聞かされた時はそれほど実感が湧かなかったのです。

 

ですが、犬の場合は自分もまだ実家に住んでおり、10数年飼っていた犬が、歳を取り次第に衰弱していき、また身体のあちこちが悪くなってくるのをまざまざと見せられたのです。

 

 

結局、その犬は夜中に家族が寝静まってからこっそりと抜け出して、家の近くの用水路にハマって死んでしまいました。

(当時、首輪に紐をつけ、その端を1メートル以上ある杭に繋いでいたのですが、足もヨレヨレになっていたのにもかかわらず、どうやってその紐を杭から抜いたのか今でも不思議です)

 

長年飼っていたペットの犬が、亡くなったこと自体も悲しかったのですが、自分の場合は「どうしてもっと可愛がってあげられなかったんだろう」という後悔の思いで一杯だったのです。

 

なので今でも、その犬の晩年のことを思い出すと少し心が痛みます。

 

話しが映画からズレましたが、「僕のワンダフル・ライフ」は一見子供向けのようで、ベタな展開だろうと推測し、観るのをやめる人もいるとは思いますが、実際想定内の内容なのですが、ペットを飼っていた人はすべからく観るべき映画かなと思います。

 


劇中、主人公の犬が様々な飼い主に飼われるのですが、中にはビミョーな感じの飼い主もいて、必ずしも主人公の犬が良い環境にばかり恵まれてはいないのです。

 

アメリカ人で転生輪廻を信じている人はそう多くはないと思いますが、映画の中での犬の生まれ変わりはなかなかにリアルな描写だと思います。

 

この映画では、最初の主人公の犬の飼い主の人生を、あまりスッキリとした幸福な人生でない設定にしたのもいいのかなと思いました。

 

飼い主が凄い大成功していて、全てに満たされている状況になると、映画の狙いとしてはやや成立しずらくなるからです。

 


その辺を、撮影当時60代前半だったであろうデニス・クエイドが上手く演じていたと思います。

 

この映画のラストでは、自分は不覚にも涙がポロリと出てしまいました。

 


良い映画なのでおススメします。

 

 

 

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